ご挨拶

20年前単身上京し友人知人もいなかった私が、2年間の派遣アルバイト生活の末、15年前に無形工房を開業しランチ販売を通して多くのお客様と知り合い、様々な方をご紹介して頂きながら、地権者様・主催者様・移動販売事業者様のご理解ご協力を得て、順調な事業成績を重ね継続させて頂いてますことに深く感謝しています

開業3年間は、路上販売と言う業界独特な営業形態を続け、他車とは付き合いを持たない事が普通であり、たまに同業者とすれ違っても挨拶もしない状態でした

長い社会生活を経験した私には、こう言う世界に違和感を感じつつも、決して心地悪い物では無かったと思います

身体が健康なうちは、生涯続けていける事に老後への生活を築く一旦となる事に、安堵も覚えていました

その後、縁あって川端FGの移動販売車両の運営管理に関わる事になりますが、当時の川端FGは開場2年が経ち出店台数が4台、月間売上も低迷している事が、業界内でも有名な現場で私が少ない知人に声掛けしても、ただの一台も参加はして頂けない事で、人間関係を作ってこなかった自己を深く反省し、いちから始めました

HPを作成し、様々なイベント・ランチ現場を見学し、これまでは気付かなかった事をひとつづつ書き出しては参考とし、運営に反映して結果を見てはまた、次の手を打つの繰り返しの日々でした

ここではっきり気付いたのは、現場を持ち募集して参加して頂くだけの事業では無く、参加した車両が売れる為に、私が何をすべきか?

多くの車両が参加したいと思う魅力ある(株)無形工房になるには、何が必要か?

この2点に絞って7年間を過ごしてきた結果、250台を超える車両が参加し、川端FGは15台で連日お客様が賑わう、素晴らしいランチ販売現場に育ってきました

また、250台が活動をする為に必要なランチ現場も軒先ビジネス様と提携する事で、一部ランチ現場の車両配置を弊社に任せて頂き、SOHOお台場・日本橋室町・虎ノ門・芝公園3丁目等々のビル敷地内ランチ現場は安定販売数を超えた結果を出しております

 

これら全ては、ご利用者様・各社担当者様・出店車両者様との、人間関係で出来上がっている事を改めて心に刻み込み、今後も時代の流れを読みながら

【人がいる・売る場所がある・あとはお客様にいかに喜んでもらうかだけを考える】

をスローガンに掲げ、多くの新規開業車両を積極的に受け入れて、次世代を担う移動販売事業者の育成と弊社管理販売場所の売上向上・新規売り場の開拓を目指して進んでいきます

今後とも宜しくお願い致します

 

                   株式会社無形工房 代表取締役 中野敏行

座右の銘【売りたい物を売っているうちは素人・売れる物を売って初めてプロとなる】